
Harioハリオ V60 Switchスイッチ 粕谷哲さんのレシピを試してみました
ハリオV60 スイッチの特徴は、
「出る」、「止まる」
の開閉スイッチがあること。
栓を閉じ、コーヒーを漬けた状態で抽出。
栓を開けることで、フィルターを通してろ過。
「均一においしいコーヒーを」というのが一般的な紹介。

しかし!
日本人初のバリスタチャンピオンである粕谷哲さんのレシピが、
マニアの間で話題となりました。
ハリオスイッチは一時、入手困難になる程に…
その神レシピを今日は、
再現してみます!
粕谷さんが紹介されているyoutubeはこちらです↓

中挽き豆 20g
湯温 90℃ 280g
ー手順ー
1.
スイッチOPEN状態で、90℃程度のお湯を60g注ぐ。
2.
30秒経ったら、90℃程度程度のお湯を合計120gまで注ぐ。
3.
ケトルに水を追加して、お湯を冷ます 90℃→70℃程度へ。
4.
1分15秒のところで、スイッチをCLOSE(浸漬式に切り替え)。
5.
合計280gまで注ぐ。
6.
1分45秒でスイッチをOPEN。
7.
大体3分で落ち切って終了。
落ちきっていなくてもやめてください。
濃い分、お湯を足します。
それでは、さっそくドリップ開始!

最初に、スイッチをOPEN 。
そうです、開きます。
写真右側、
机と平行になっている、下がっている状態です。

湯温90度

1投目:60g
OPEN状態です。
30秒の蒸らし時間はいつもと同じ。

30秒後
2投目:トータル120g
湯温90℃、まだOPENしています。

ケトルに水を追加し温度を下げる
90℃→70℃

1分15秒のところで、スイッチをCLOSE。
浸漬式つまり、漬かっている状態です。
70℃に下げたお湯をトータル280gまで注ぎます。

1分45秒でスイッチをOPEN。
開放し、ろ過します。
3分経過したところで終了します。
もし、まだお湯が残っていても終了してください、
味が濃い場合にはお湯を追加して調整します。
逆にお湯が出きっていてもOKです。

お味は…
いつも飲んでいるレシピよりいい香りが際立っています。
コーヒーのおいしい成分だけが抽出されて、
口に残るざらつきというか、
えぐみがなく、
さらにグッとポジティブなテイストになります。
甘く、香ばしく、
あれ、
とってもおいしい。
いつもの浸漬のレシピもよし、
こちらもよそ以上に驚くほどおいしいです!
SUGOI!!

考え方としては、
コーヒーのおいしい部分が前半に抽出されるということ。
高温で良い香りを最初にブリューします。
後半の雑味が抽出される部分。
欲しくない雑味を湯温70℃に下げることで抑えています。
スイッチをOPENで開始し、
おいしい部分を最大に引き出す。
後半は湯温を70℃まで極端に下げ、
浸漬式で最後の成分を抽出。
新しい発想です。
コーヒーのことを深く理解する粕谷さんならではのレシピ。
4:6メソッドおそるべし!
と思っていましたが、
スイッチにしか出せないこのSUGOI味にも驚愕です。
ありがとうございます。

今回は、
時間の経過がまだ完璧にはできなかったので、
次回は、もっともっとおいしく淹れられるのかもしれません。
楽しみ!
みなさんもぜひ、
ハリオ V60 スイッチでコーヒーを淹れてみませんか?