
世界に比べて日本人はコーヒーをたくさん飲む?
世界に比べて、日本人のコーヒー消費量がどのくらいか知っていますか?
コーヒーの生産で知られるグアテマラに滞在した時、
現地の方が淹れてくれるコーヒーをいただきましたが、あまりおいしいものではありませんでした。
そこで、
「おいしいコーヒーが飲めます」と紹介されたアメリカ人の方が経営するコーヒー屋さんに行くと驚くほどおいしいコーヒーをいただき、衝撃を受けました。
開眼。
コーヒーの世界に深く足を踏み入れてしましました。

話はそれましたが、
「コーヒー生産国」では現地の方にほとんどコーヒーの淹れ方やおいしいコーヒーに関する知識はなく、
彼らの生活のための生産であり、「コーヒー生産国」には程遠い存在だということ。

ちなみに日本では、「コーヒー生産」はゴクわずか。
コーヒーベルトに近い沖縄県や鹿児島県の奄美大島では収穫されているようですが、市場にはほとんど出回っていません。
「コーヒー生産国」と異なり、
嗜好品として生活の一部として楽しんでいる方がほとんどです。
では、日本ではどれくらいのコーヒーが消費されているのでしょうか?
答えを先に知りたい方のためにまずは数字をどうぞ。
↓
「年間 1人あたり 3.4kg 」
これは、
1人あたり1日約 9.3g 飲んでいることになり、
ドリップコーヒー1杯の量ということになります。
これだけではわかりにくいので他の国と比較してみます。
『世界のコーヒー年間 1人あたり消費量』
日本 3.4 kg
アメリカ合衆国 4.85
ブラジル 6.29
ルクセンブルク 17.68
フィンランド 12.14
スウェーデン 10.42
ノルウェー 9.00
スイス 8.54
*参考 農林水産省より
生豆やレギュラーコーヒー、インスタントコーヒーなども含んでいます。

消費量の多い国は、ほとんどが北ヨーロッパのようです。
お茶の文化のある日本。
レッドブルやゲータレードなど、または、冷たいビールを夏に楽しむアメリカ。
予想より少ない理由はこんな感じでしょうか。
では、なぜ北欧地域の消費量が多いのか調べてみました。
理由1.
歴史上で禁酒令があり代替え品がコーヒーだった
理由2.
国の取り組みでコーヒーブレイクを1日に数回取っている
理由3.
日照時間が少なく気分が沈まないようにカフェインを定期的にとり、興奮、覚醒作用を促しているなど、気候による要因。
主に歴史、文化そして、気候による理由のようです。

では、一日何杯も飲む、
コーヒーが大好きな北欧で好まれているのは何コーヒーでしょうか?
それは、浅煎りのコーヒー。
あっさりとした香り豊かな酸味のあるコーヒーがほとんどのようです。
飲み方は、ブラック。
みなさん、コーヒーの質にこだわりが強いそうです。
おいしいコーヒーは、
浅煎りでとても香り高く、すっきりとしていて、
豆本来のおいしさがダイレクトに味わえるので、
高品質が絶対条件です。
品質の高い深煎りがおいしいコーヒーも存在しますが、
深煎りコーヒーは、味がごまかせるのも確かです。
*Mandala Coffeeの深煎りコーヒーは、
生産地、収穫された年、品種、浅煎りの状態での味わい、
全てに自信を持って提供しています。
しかし、日本人の「深煎りが大好き」というのが刷り込みであることも確かだと思います。
酸味は悪者ではないです。
苦味だけがコーヒーではないです。
コーヒーの世界は広いです。
香り高いコーヒー豆のおいしさを楽しめる浅煎りコーヒーも、
ぜひ挑戦してみませんか?
Happy life with Mandala coffee japan!!